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執筆者の写真さーのさん

【地味に凄い奴】光を制するレンズマジック

更新日:11月21日

地味なカメラ機材だけどあったら嬉しいシリーズ

PLフィルターのレンズ

この真っ黒いレンズ、PLフィルターと言って、

反射光をコントロールできるフィルタです。

偏光と言われます。


装着するとこのようになります。

カメラのレンズ
PLフィルターを装着したカメラレンズ


ガラスなどの反射面の映り込みを軽減してくれます。

( 上:PLフィルター使用  /  下:未使用 )

車のガラスを偏光フィルターで撮影した比較

車のガラスを偏光フィルターで撮影した比較
車のガラスを偏光フィルターで撮影した比較

いかがですか?

確かに、普通に写真を撮ると下の雰囲気に近いものになりますよね?


かなり地味ですが、反射するものが多い被写体の場合は、

なかなか良い仕事をしてくれます。

Photoshopで作業するとしたら、「補正」というより

コラレベルで作り込まないと治せないくらいの仕事です。



実は、昔からどの業界にもあるアイテムです。

釣りが好きな人は、偏光グラスと言えばわかると思います。

ギラギラした水面の太陽光の反射を抑え、水面下の魚影を見る事ができるサングラスです。

車の運転用の偏光サングラスなどもよく見かけます。



もう一つ試してみました。

コーヒーポットを屋外に置き、水面を再現しました。

コーヒーポットを偏光フィルターで撮影した比較
コーヒーポットを偏光フィルターで撮影した比較

こんなに反射光を抑えることができます!!!

凄いですね!



可変フィルターとなっていますので、レンズを回すと偏光具合を調整できます。


そこで一眼のファインダーにiPhoneレンズを突っ込んで、覗きで見えている様子を録画しました。


全体の光量は変わっていないのに、水面の明るさだけが変化していますね。

こんなものを動画でアップしているなんて、他では見れないんじゃないかなと思います...




このようにレンズを回転させて可変します。

この製品は、三角印が目印となります。

反射部分の見え方が変化していき、一周すると元の見え方に戻ります。




目に見えない程細かなスリットが入っていることによって、

反射光や紫外線をカットし、自然光のみに制御します。

 

デメリットは、レンズの色が暗いために光量が落ちます。

屋外ではほぼ問題ないですが、室内ではISOやストロボ等で光量を補う必要が出てきます。




iPhoneなどのスマホでも装着できるものもあります。

Amazonなどでも数千円程度から手に入るものもありますので、

気になった方は試してみてはいかがでしょうか?


中○製の安い商品には粗悪品も多いので、

レビューコメントもしっかりと見ながら選ぶことをお勧めします。



偏光フィルターで撮影した比較


【地味に凄い奴】光を制するレンズマジック

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