「ブルーレイってそんなに綺麗なんですか?」
「うちのプレイヤーで再生できるんですかね?」
「画質とか気にしたことないんです」
Blu-rayとDVDの併売をしていると、そんな声をお客さんから直接聞くことがあります。
立ち話で言葉だけではなかなか説明できずに毎回困ってしまうので、
図にまとめてみました。
一般の方に分かりやすく書き、難しいことは省略しました。
専門的な補足はまた後日行います。
A.まず画質(解像度)とは?
世間的に高画質と言われるものは、「解像度」の要素が多く占めています。(注1)
画面をカンバスとしたらその大きさです。
サイズが大きいほどいろいろなものを細部まで描けます。
右側の画像は昔のファミコンのカクカクしたドット絵の様です。
あの頃の小さいカンバスでは、ある程度サイズの大きな文字にしないと
画数の多い漢字の細かさを表現できませんでした。(注2)
解像度を表す数字(横〇〇〇×縦〇〇〇)の値が大きい程、
カンバスサイズが大きくなる=情報量が多くなり表現力が増します。
B.画面サイズはどのくらい違うのか?
現在一般的に主流のサイズが、
1920×1080 フルハイビジョンサイズです。
普段見ている地デジ放送は実質的にこのサイズを視聴しています。(注3)
旧アナログ放送やDVDのサイズは、
720×480 相当で、よくSD(エスディー)サイズと言われます。
ハイビジョンが出るまで、ハンディカムで撮れる映像などもこのサイズでした。
見比べると面積にかなりの差があります。
数字はドット数を表しているので、
掛けると全ドット数(面積)が出ます。
1920×1080=2,073,600
720×480=345,600
約6倍もの面積の差があります。
C.現在主流のフルハイビジョンTVや4K対応TVで観ると?
DVDサイズは、カンバスサイズを拡大して大きいサイズのモニターに表示させています。
スマホで見ている方は画面が小さくて差が見にくいと思うので、画像を拡大して見てみてください。
TVの画面がジャギジャギしていてクリアではないのが解りますでしょうか?
また、家庭のTVで違いが分かりやすくなるのは40インチ以上とも言われます。
リビングである程度距離をとって視聴する場合はそれくらいかもしれません。
しかしパソコン画面のように近くで視聴する場合は、より差が目立って見える様になります。
比べるとどれだけの情報量の差があるのかお分かりいただけましたでしょうか?
まだまだ市販DVDも発売されていますので、プレーヤーなどもすぐに無くなる物ではありません。
しかし、地デジ放送やAmazonプライムやNetfrixなどの動画配信サービス、
さらに皆さんが普段スマホで撮るビデオもフルハイビジョンや4Kが当たり前です。
今から50年前で考えたら、カラー放送に移行したのにわざわざ白黒映像にして保存している様なことです。
ご自身や家族の思い出など、この先長年綺麗にとっておきたいですよね。
再生環境などご都合はあるかと思いますが、なるべく高画質のメディアで保存しておくことをお薦めします。
弊社の殆どの制作物は、Blu-ray/DVD をお客様が選べるように併売しております。
ご不明点などありましたら、弊社スタッフになんなりとご相談ください。
(注1)カメラのセンサーや圧縮形式もありますが、一般的な最近のカメラは通常使用で問題無いので解像度の話に絞っています。
(注2)どちらかというとソフトの容量の都合でひらがなカタカナのみでした。
(注3)地デジの放送電波は1440×1080ですが、ここでは便宜上フルハイビジョン相当と表現しています。
【疑問】Blu-rayってそんなに綺麗なんですか?
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