
先日は大宮駅近く、ReiBoC Hall レイボックホール(市民会館おおみや)にて、
ヤマハ音楽教室のエレクトーンアンサンブル発表会の撮影を行いました。
幼児から大学生まで、2日間で約370名93曲を収録しました。
普段レッスンしている2〜8人程度のグループ毎に、それぞれ1曲を演奏します。
撮影内容は、複数のカメラを操作し、グループ全体や個人のアップを織り交ぜながら1本の映像に仕上げていきます。
細かい表情がわかるバストアップのアングル。
対してアンサンブルを感じることのできる数人グループのアングル。
それぞれの曲の演奏時間・テンポに対し、演奏者の人数やパート分け、ソロなどの要素を考慮してカメラワークを組み立てていきます。
また、特に表現力が身につく高学年の演奏では、曲の持つテーマや背景なども考慮します。
まずはその曲の主題(ポップスではサビや印象的なイントロなど)演奏時において、
グループ全員を撮るのか、または個人全員のアップを次々と切り替えてゆくのか、
という違いでも映像の印象は大きく左右されます。
そこでサビをグループ全員を撮るという選択をすれば、代わりにAメロBメロなど他の箇所で個人のアップを撮るように考えます。
演奏曲の曲構成や全体尺を考慮し、撮影しながら同時に考えて組み立ていきます。
しかし撮影者が演奏曲を理解していないと、こういった表現のための選択肢、打つ手が無くなってしまいます。
もし聴いたことの無い曲があれば、事前にyoutubeなどで見て予習もします。
エレクトーンの演奏動画などは多々アップされており、スコアも共通の場合が多いので、
大体のアレンジを知ることができます。
もし何も考えずに適当にカメラを切り替えているとしたら、ある特定の生徒だけがサビ頭になると毎回アップで映るようなことが偶然起きるかもしれません。同ステージ上の他の生徒と映り方に差が出てしまう事は極力避けています。
また、曲中にソロパートがある生徒はソロ時にカメラを独占して撮りますが、バッキングやベースの生徒も他の場所でアップで映る回数をそれぞれ増やしたりして、カメラワークを組み立ています。
購入者全員に同じ映像が渡りますので、同じステージに立っている生徒同士で差が出ないようにしています。
仮に、どのパートの生徒が自分の子どもだったとしても、文句を言わないような撮り方を心がけています。
もちろん先生や楽器店の好みもあります。
「アンサンブルを重視したいからグループショットを多く」
「アップが多いと嬉しい」
などのご要望もあります。
コミュニケーションを密にとり、教室の雰囲気なども汲みとりながら、イメージに近いものに仕上がるように製作しております。
今年も春が終わり、エレクトーン発表会シーズンも終わりました。
また来年、より良い映像が撮影できるよう精進します。
【音楽教室発表会の撮影】
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